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『ロープ』=ネタバレあり

12月21日(木)&1月17日(水)計2公演観にいった。
NODA・MAP第12回公演「ロープ」
2006年12/5(火)~2007年1/31(水)
Bunkamuraシアターコクーン

出演
宮沢りえ・藤原竜也・渡辺えり子・橋本じゅん・宇梶剛士・三宅弘城・松村武・中村まこと・明星真由美・明樂哲典・AKIRA・野田秀樹
&アンサンブルの方がた
(パンフ掲載順)

衣装:ひびのこづえ

プロレスを始めてみたときのこと、タイミングいいよな・・・と素直に観ていた。しばらくしてロープ上のことは血までも演出されているのだと知り、知っても面白く。それは、この脚本付き格闘技を面白くしようという心意気の熱い悪役が、主役の大根役者をサポートしている面白さもあり。

ロープのなかなら、何が起こっても楽しんでしまう。
マスクをしていれば誰がやられたかわからない。
客席、あおる。のっかる。あおる。
本当にいいのか?殺し合いを観ているのではないのか?
熱を増し、血をみないとダメなのか?
誰が何のために?本当の首謀者は誰?
どちらが悪?正義って何?

それが、戦争だったら?

リングの上でベトナム戦争が始まる。

言葉が言葉として痛みを伝えない怖さ。
そのままの飾られない言葉、胸をえぐられるような実況が宮沢りえさん演じる“たましい”を通して劇場観客の内臓へ届く。
初見時、そのラストの実況を聴いて、思わず奇妙な笑声をこぼした斜め後ろで立ち見をしてた男性に、初めて軽い殺意のようなものを覚えた。自分が体験しないとわからないのか。

距離感を間違えると、何が本当で正義なのかさえ自分で判断できなくなってしまう冷静さを欠いた集団心理。

野田さんならではの言葉遊びや伏線は、とてもわかりやすく。初め笑って聴いてた言葉。繰り返されるセリフ。それに含まれた深い意味。知って皮膚に入る、意味の向こう。

今までの脚本で描かれる世界もかなり好きだけれど、
今の野田さんが描く世界も相変わらずかなりいい。
難しさをもとめてるわけではないし。
易しいからいいわけでもない。
野田さんが今の時代に、野田さんのフィルターを通して伝えたい事を、つかめること。感じること。
それは、舞台を評論することよりも何倍も大事だと、思った。

comment

Secret

響くもの

こんばんは、キーボードはご無事でしょうか?
即ダウンしそうなところ、二日酔いで踏ん張ってる
けなげなキーボード君、がんばれ☆

「ロープ」土曜日観てきました。
こんなにもストレートにメッセージを発信する野田さんに
ちょっと驚きをかくせないでいます。
そういえば新作を観るのは久しぶりだったから
(オイルは見逃したし、透明人間…は再演だったしね)
野田さんの変化に自分がついていってなかった^^;
「考える」よりも「感じる」ものへより強く
皮膚感覚のある舞台だったように思います。
野田さんらしい言葉遊びが少なかったことはちょっと寂しいけど、
それでもやっぱり野田さんが放つ言葉の持つ無限の力を
水面に広がる波紋のように感じながら余韻に浸っています。

いい作品に出会えることは財産ですね。

とらじゃさん☆

>キーボード君
頑張ってます(涙)けなげです。えらいです・・。

>皮膚感覚のある舞台
とらじゃさんのこの言葉が、まさしくその通りだと思います。
観劇後の“驚き”とショックが入り混じったような感覚は、久しぶりでした。
野田さんが伝えたいことは、今の時代に発信されるべき必要なメッセージなのでしょうね。
言葉の力、体感しますね。

この財産に出会えたことも、幸せです。
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