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NODA・MAP「キル」

2008/01/30 14:00開演
NODA・MAP「キル」
会場:Bunkamura シアターコクーン

作・演出 野田秀樹

テムジン:妻夫木聡
シルク:広末涼子

さて・・・と、渋谷の駅をでて、スクランブル交差点をわたる。
この交差点、毎回人に負けないようにってなぜか思う。
ぎりぎりで会場に到着し、パンフレットを購入。
コートをクロークへ預け、二階席一番前へ。ほぼ、中央。

パンフ冒頭の野田さんの文章が、好きだ。
“金を払って、絵空事の些細な現実を見たいか、まことしやかな壮大な嘘を見たいか・・”
わたしは、壮大な嘘を見たい。

徹底的に、夢を見させてほしい。
もし、板の上に立つ人がたったひとりでしかもとびきり魅力的な異性なら、その2時間だの3時間だのだけ壮大で果てのない重厚な恋をさせてほしい。
芝居が、時空を超えるような内容なら、私をそこへさらっと連れて行ってほしい。
社会をえぐっているなら、この内臓がえぐられるほどのココロの動きを期待する。
それくらいの、強烈な夢を見たい。

「キル」
31日の今日が千秋楽になるのだろう。
その、一日前だからかなり完成されている舞台なのを、期待して。

主役の二人の役者は、この本番を通して大きく成長したことだろう。
客席側が感じる、役者への感想と、ご本人達が思っている自分の位置が、ずれていないことを願う。

“がんばったね。”とは言ってあげたい。
ただ、それでいいなら文化祭に出ていればいいのだから。
どうしても、客として求めてしまう水準がある。
感動したいんだ、ココロを動かされたいんだ。
がんばっていたよ、それでも、力量とオーラではまだ、その周りにいるベテランの役者さんたちに負けていて・・・主役が誰かわからなくなった。

それと、声量がもっと欲しい。
声量がなければせめて、存在感が欲しい。

全体が見渡せる席での、感想。舞台装置や照明が素晴らしく、脚本の壮大なスケールを一層大きく、ミシンからモンゴルへ私たちを夢の世界へ連れて行ってくれる。
衣装の色づかいが、ストーリーを盛り上げる。時に、小道具にもセットにもなる衣装。私の大好きな、ひびのこづえさんというアーティスト。

着るとは、“生きる”ことなんだという言葉遊びから、妻夫木君演じるテムジンの独白。野田さんが、毎回脚本に込めるメッセージ。そのうちのひとつに、それでも“イキル”ということ。コミカルな流れの中に、ポッと不意打ちで忍ばす胸に響くワンシーン。

ステキな芝居だと思う。再再演になる理由がある。
だからこそ、もっと魅力的な役者さんで観たかった。

野田さんの舞台としては、久しぶりの満足度60%。

最近の野田さんの芝居、役者の評判が“怪演”だったんだ。
それを、求めすぎてもいけないのだろうね。
チラシの時点で、わかっていたとはいえ。
このチケット、取るのすっごい苦労したんだもんっ!!!

おしっ、また何か観に行こう。
消化不良っ。


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