Bill Viola : Hatsuyume(First Dream)
『ビル・ヴィオラ:はつゆめ』
場所:森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階
ビデオアートアーティストとして世界で一番著名といわれている。
今回、J-WAVE BOOM TOWN ART PICNIC Vol.11に当選し、J-WAVEナビゲーターのクリス智子さんと、森美術館キュレーターの近藤健一さんがこのツアーをご案内してくれるという、なんとも贅沢なイベントに参加させていただいた。
以前良く聴いていた、BOOMTOWN。
クリス智子さんのお声だけしか知らなかったので、今回初めて拝見する。それはもうとても綺麗な方で、個性的で可愛らしいお顔だち。お洋服もとってもおしゃれで、美術館以前に、クリスさん鑑賞してしまっていた。
J-WAVEの応募から集まった方達と、MAMCメンバーの応募から集まった方達とみな集合し、いざ、出発♪
で、なぜだかまずは写真撮影。
6人ぐらいずつのグループに別れて、カメラとスタッフしかいないセッティングされた四角いブースへ。
カメラマンさん(後で知る。この方凄い方・・・結構カッコいい)
“この辺を見てくださいね~~”
という声の手の先は、カメラよりもやや斜め上。
反対左側には、立派なライト。
・・・何故、カメラとは全然違う方向を見るんだろう・・・
という疑問を持ちながら、笑顔でその方向を見る。
カッコいい、カメラマンさん。
“ビル・ヴィオラですから、ビデオ風に撮影しました♪”
というのも、シャッター音がまったくなく。
ひとつ一つの作品に、感想を述べたいくらいなのだけれど。
それをしてしまうと、ほぼ短編小説の量になってしまう。
(一度、ひとブースまで書いてみた。その、結果。)
全体を通して。
“動く絵画”と呼ばれる、彼の作品。
心と、内臓に響く。
隠そうとしていた“mind”にたいして、直視させられる。
家庭で、写真立てに飾るのは笑顔の写真。
ヴィオラが製作する額縁に入った、スローモーションの動く絵画は、人の憤りや悲しみをゆっくりとじっくりと訴えかけてくる。
まるで、自分を見ているようで。観られているようで。
死や再生、輪廻。感情。誕生。命。
生生しい人の生き様の根本を、
最新の技術と機材でストレートに訴えかける。
この展示を、これから観ようとされているなら是非。
ポイントは、“待つ。ゆっくり、待つ”
ゆっくり観ないと、見えてこないものがあり。
タイトルに複数の意味合いを持ち、複数の交差した時間軸を表現しているため、かなりスローで想像力をかきたてられる趣向となっている。
最後の、《ミレニアムの5天使》。
大きくて広いブースに、音とビデオ。
水しぶきや水の中。
かなり加工された映像。
5枚の大型画面があり、5つの男性天使が出てくるという。
じっくり待つと、あらわれる。
すべての展示が終わり、最後にクリス智子さんが一言。
“・・時間がありますので、最後にもうひとつくらい作品みましょうか”
そして、最後に見た大きな画面がある場所へ。
なんと?!?
最初に撮った、記念撮影。自分が映っているやつ・・(汗)
あれは、ビデオで・・・そして、それが森美術館ブースの大画面に、
まるで展示のように映されていた!!!!
15秒の映像を2分間にのばした、スローモーション。
自分の変な顔を等身大以上でみて、絶句。
後で、DVDに落とし送ってくださるらしい。
うう、親切・・・(感動)
しかも、この撮影をされたカメラマンさん。
サザンやMTVの映像を担当されたすっごい方!
イワモトマサユキ(岩元正幸)さんだったかと・・・。
この、撮影のために来てくださった!
もともと、ビル・ヴィオラが大好きで同じ趣向のものをやりたくて
学生の頃も真似っこをしていたらしい。
という、繋がりで今回、2つ返事でオッケーされたという。
キュレイターの近藤さんといい、カメラマンのイワモトさんといい。
やさしげな物腰&口調だけれども、とっても情熱的な男性お二人。
他のスタッフの方も、とても楽しげで対応が良く。
リラックスして知識を身につけながら、
この展示を堪能することが出来た。
心意気が伝わる美術館。
場所:森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階
ビデオアートアーティストとして世界で一番著名といわれている。
今回、J-WAVE BOOM TOWN ART PICNIC Vol.11に当選し、J-WAVEナビゲーターのクリス智子さんと、森美術館キュレーターの近藤健一さんがこのツアーをご案内してくれるという、なんとも贅沢なイベントに参加させていただいた。
以前良く聴いていた、BOOMTOWN。
クリス智子さんのお声だけしか知らなかったので、今回初めて拝見する。それはもうとても綺麗な方で、個性的で可愛らしいお顔だち。お洋服もとってもおしゃれで、美術館以前に、クリスさん鑑賞してしまっていた。
J-WAVEの応募から集まった方達と、MAMCメンバーの応募から集まった方達とみな集合し、いざ、出発♪
で、なぜだかまずは写真撮影。
6人ぐらいずつのグループに別れて、カメラとスタッフしかいないセッティングされた四角いブースへ。
カメラマンさん(後で知る。この方凄い方・・・結構カッコいい)
“この辺を見てくださいね~~”
という声の手の先は、カメラよりもやや斜め上。
反対左側には、立派なライト。
・・・何故、カメラとは全然違う方向を見るんだろう・・・
という疑問を持ちながら、笑顔でその方向を見る。
カッコいい、カメラマンさん。
“ビル・ヴィオラですから、ビデオ風に撮影しました♪”
というのも、シャッター音がまったくなく。
ひとつ一つの作品に、感想を述べたいくらいなのだけれど。
それをしてしまうと、ほぼ短編小説の量になってしまう。
(一度、ひとブースまで書いてみた。その、結果。)
全体を通して。
“動く絵画”と呼ばれる、彼の作品。
心と、内臓に響く。
隠そうとしていた“mind”にたいして、直視させられる。
家庭で、写真立てに飾るのは笑顔の写真。
ヴィオラが製作する額縁に入った、スローモーションの動く絵画は、人の憤りや悲しみをゆっくりとじっくりと訴えかけてくる。
まるで、自分を見ているようで。観られているようで。
死や再生、輪廻。感情。誕生。命。
生生しい人の生き様の根本を、
最新の技術と機材でストレートに訴えかける。
この展示を、これから観ようとされているなら是非。
ポイントは、“待つ。ゆっくり、待つ”
ゆっくり観ないと、見えてこないものがあり。
タイトルに複数の意味合いを持ち、複数の交差した時間軸を表現しているため、かなりスローで想像力をかきたてられる趣向となっている。
最後の、《ミレニアムの5天使》。
大きくて広いブースに、音とビデオ。
水しぶきや水の中。
かなり加工された映像。
5枚の大型画面があり、5つの男性天使が出てくるという。
じっくり待つと、あらわれる。
すべての展示が終わり、最後にクリス智子さんが一言。
“・・時間がありますので、最後にもうひとつくらい作品みましょうか”
そして、最後に見た大きな画面がある場所へ。
なんと?!?
最初に撮った、記念撮影。自分が映っているやつ・・(汗)
あれは、ビデオで・・・そして、それが森美術館ブースの大画面に、
まるで展示のように映されていた!!!!
15秒の映像を2分間にのばした、スローモーション。
自分の変な顔を等身大以上でみて、絶句。
後で、DVDに落とし送ってくださるらしい。
うう、親切・・・(感動)
しかも、この撮影をされたカメラマンさん。
サザンやMTVの映像を担当されたすっごい方!
イワモトマサユキ(岩元正幸)さんだったかと・・・。
この、撮影のために来てくださった!
もともと、ビル・ヴィオラが大好きで同じ趣向のものをやりたくて
学生の頃も真似っこをしていたらしい。
という、繋がりで今回、2つ返事でオッケーされたという。
キュレイターの近藤さんといい、カメラマンのイワモトさんといい。
やさしげな物腰&口調だけれども、とっても情熱的な男性お二人。
他のスタッフの方も、とても楽しげで対応が良く。
リラックスして知識を身につけながら、
この展示を堪能することが出来た。
心意気が伝わる美術館。
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